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Tohoku Trip Completion Report

2011年3月11日に起こった地震と津波について知っていますか?
2012年3月25日から28日まで、現状を見て、私たちに何が出来るかを知るために東北を訪れました。参加メンバーはいろいろな地域から集まりました。様々なEIC参加年の12人の子どもたちと、4カ国5人のキャンプリーダー、ドリームじいちゃん(千葉先生)と8人のKumonスタッフです。私たちは東北で多くの活動を行い、現地の方々とコミュニケーションすることができました。参加した子どもたちは、現地の方が話す日本語をキャンプリーダーが理解できるように英語へと通訳もしました。その内容は災害についてであり、時には通訳するのが難しかったり、慎重に扱うべき内容であるときにも一生懸命チャレンジしました。
私たちが東北で見たこと、学んだことを皆さんに伝えたいと思います。

Rikuto



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DAY1:3月25日

初日は盛岡駅で集合し、宮古市までバスで移動しました。


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DAY2:3月26日

Take Actionとして、津波の被害を受けた人々と話をするために仮設住宅を訪れました。
短い時間でしたが、楽しく幸せに感じていただけるような場をつくりました。

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仮設住宅では、様々な国について紹介しました。例えば、インドネシア、タイ、ルーマニア、スリランカです。あるところではお年寄りの方がおられたり、他のところでは子どもたちがいたりしました。
年齢は様々でしたが、皆さんよく笑い、明るいところは共通していました。しかし、とても大きな悲しみを抱えておられることでしょう。私たちはその悲しみを拭い去らなければなりません。そのために、少しでもできる行動をしようという思いでした。

Nanako


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午後には、田老地区を訪れました。田老地区は海のすぐ近くにある地域です。私たちは赤沼さんに出会いました。赤沼さんは田老地区出身でボランティアガイドをされておられます。赤沼さんの家は津波で流されてしまいました。赤沼さんも大きな悲しみを抱えておられるに違いありません。しかし、そんな様子は見せず津波によって何が起こったのかを話してくれました。
津波の後、すべてがなくなってしまいました。家も、学校も、病院も、お金も。そして、多くの人が亡くなり、何もない土地だけが残ってしまいました。
赤沼さんの「たくさんのがれきがあります。人々はそれをゴミだと言います。でも、そこには私たちの思い出が詰まっているんです。」という言葉を聞いて私はとてもショックを受けました。

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次に、私たちは魚市場へ行き、たくさんの魚を見ました。一人の漁師さんに話しかけると、「私は家を無くしたんだよ」と話してくれました。その方は他の人にご自身の体験を共有したり、宮古の復興のために一生懸命働いておられました。一緒に助けあいましょう。 Let’s support each other!

Misaki


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自分の目で現実を見る方がより良いことを学びました。
TVやラジオで放映されていることがすべてではないことを学びました。被災地の田老地区のがれきは、まだ1%しか処理されていないそうです。これが現実です。ボランティアガイドの赤沼さんから今回の経験を忘れないことの大切さを学びました。ここで見た現実を人に伝えることで、よりよい未来のためのサポートができます。

ThanTan


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Day2を通して、学んだ素晴らしいことは、「協力の力」と「情報を共有することの大切さ」です。宮古市田老町では、昔から津波は何度も起こっているとのことです。そこで、津波が起こったら「家族を探さず、とにかく高い場所へと逃げなさい」と家族の未来を守るための教えがあるそうです。田老地区の人々はこの教えを知っていて、他の地域より多くの人々が助かることができました。このことから、僕たちは情報を共有することの重要性を学びました。また、協力することは情報を共有することと同じくらい重要だと思います。多くの人々は、協力のおかげで生きることができました。仮設住宅の人々もお互いに助け合い、笑顔で生きています。この二つの学びを心に留めておきたいと思います。

Shintaro

田老地区のガイドさんは、津波の日に釜石市で起きたとても感動的なストーリーを話してくれました。釜石市の小学校と中学校は、毎年、津波からの避難訓練を実施していました。そして、3月11日、訓練ではなく本当に山へと逃げなければならない状況となりました。彼らは、山へと向かう途中で、幼稚園児やお年寄りの方々と出会いました。そして、園児の手を引き、お年寄りの方の車椅子を押しながら山へと向かいました。そして、全員一緒に助かることができたのです。この話を聞いて、津波や緊急状態の場からの避難の仕方などの教育もいかに重要であるか、お互いに助け合うことの大切さを学びました。

Alex

今日の経験を通じて、東北の人々をサポートするために、僕たちができる簡単な二つの方法があることを学びました。一つ目は東北で起こったことを伝えることです。そうすることで、多くの人々が東北について知ることができます。学校で友達に伝えたり、家族に伝えたり、出来るだけ多くの人に伝えることが良いです。二つ目は、東北を訪れることです。そうすることで、現地の人々の仕事が増え、生きていくためのお金を得ることができます。So let’s do together!!

Kyohei
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DAY3:3月27日

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山田町はきれいになっているように見えました。しかし、まだ燃えた車やたくさんの瓦礫が残っていました。車は潰され形が変わり、町には家の基礎部分だけが残っていました。私はその状況を見て怖くなりました。車や家の基礎部分を見たとき、私は目を疑いました。それは映画で見るような光景でした。

ガイドの鈴木さんは山田町について説明をしてくださり、現実を見せてくださいました。例えば、バスから降りて、津波がやってきた高さのところまで行きました。また、さまざまな種類の瓦礫が燃えるもの、コンクリートや車輪と分別されて置かれている場所を見ました。私たちは大きな被害を受けた東北について忘れてはいけません。もしTVや新聞がそれを報道しなくなったとしても、忘れてはいけません。私たちは一つの大きな家族です。お互いに助け合わなければいけません。

Rio


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Day3の午前、私たちが被災地の山田町を訪れたときに、漁師さんに出会いました。漁師さんたちは、家やお金などすべてを失いました。それはとても大変な状況ですが、漁師さんたちは私たちにたくさんのわかめを分けてくれました。そして、「がんばろう!」と言われました。とても温かい心を持った人たちだと思いました。そして今、漁師さんたちは、多くの人のサポートを受け、新しい船を得てがんばられているようです。

しかし、未だに東北は完全に復興しているわけではありません。それでも、東北の人々は元の生活に戻れるように一生懸命に働いておられます。だから、皆さんを助けるために私たちにできるシンプルなことからスタートすべきだと思います。東北のすべての人々が元の生活に戻れることを願っています。
東北のために私にできることはやっていくことを約束します。

Eka
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私たちはゾンタハウスの子どもたちと一緒に時間を過ごしました。子どもたちは津波で被害を受け、何人かの子どもたちは家や家族を失いました。彼らと一緒に英語で楽しくゲームをしたり、いろんな国の料理を作って、食べたりする場を設けました。
彼らが楽しく時間を過ごして、たくさんの人がこれからも気遣い、サポートしていくつもりであることが伝わればとても嬉しいです。

Pubu


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今日、私たちは竹内先生に会いました。先生はとても強い方だと思いました。先生は二つの公文式教室を運営されておられます。しかし、震災で一つの教室は津波に流されてしまい、もう一つの教室は焼けてしまいました。先生は希望を持つより他にない状態となりました。先生は希望とともに、ゾンタハウスで場所をお借りし、子どもたちへの指導を再開されました。
ゾンタハウスは、勉強したい人のための学習場所です。仮説住宅では勉強できない子どもたちがそこに集まります。教室は、床が少しはがれていたり、ゾンタハウスの周りには街灯がなかったりする状態ですが、幸い、多くの団体(学研やKUMON、パン製造企業など)がゾンタハウスをサポートしています。この経験から、希望があるところに道は開け、夢を叶えることができると強く思いました。

Tika


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宮古市の津波の話を一人の女の子から聞きました。彼女の名前は「あんな」です。彼女は2008年にEICに参加したEICファミリーの一人で、宮古市の市役所の近くに住んでいます。宮古市役所は津波で被害を受けました。その時、彼女は学校にいて、先生は生徒のみんなに高台のお寺へ逃げるように言いました。だから、彼女は無事でした。しかし、たくさんの彼女の友達は家族や家を失いました。津波が起こったとき、先生は外の光景を見ないように言いました。しかし、彼女は隠れて見ました。そしていかに大変な状況になっているのかを感じたそうです。
津波が起こる前は、彼女の夢は弁護士でした。しかし今、その夢は変わりました。ケガをした人々を助けたり、人の役に立つことを何かしたいと、看護士か衛生士になりたいそうです。
たぶん、彼女にとって自分の経験を話すことは簡単ではなく、辛い気持ちもあったかもしれません。しかし、とても強く勇敢でした。僕は東北のことをたくさんの人たちに伝えたいと思いました。
そして、あんなの夢も叶うことを願っています。

Hiroto


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被災地の山田町を訪れ、現地の子どもたちと会い、ゾンタハウスを訪れ、私たちは多くのことをしました。そして、一人ひとりがたくさんのことを感じました。
ホテルに到着すると、私たちは日記を書き、発表しました。あるメンバーが「被災地は協力を必要としている」と言いました。例えば、津波がきたとき、多くの建物が流され、宮古市にはたくさんの瓦礫がありました。様々な場所からボランティアが集い、町の掃除を手伝いました。

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ゾンタハウスも、様々なところから協力を得ています。例えば、多くの教育関係企業からは本が寄付されたり、三重県からは椅子が、パン製造企業からはパンが寄付され、東京の大学からは学生が来て、勉強を教えています。
また、EIC2011の参加者も大きなサポートをしました。Well Done Pointsを覚えていますか? Well Done Pointsを通じて、ゾンタハウスの補修を支援することができました。勉強するのに以前よりとても良い環境となりました!
みんなで協力することはとても大事だと思います。私たちもその一員になることができます。

Minami


DAY4:3月28日

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最終日、私たちは浄土ヶ浜に行きました。宮古市でとても有名なところです。とてもきれいな景色とたくさんの鳥を見ました。被災地だけでなく、訪れることができるとてもきれいな場所がたくさんあることを知りました。

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ホテルに戻った後、私たちは東北トリップの感想を書き、全員で共有しました。
最後は盛岡駅で東北トリップメンバーとお別れをしました。


まとめ

Tohoku Tripで学んだこと

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1. 東日本大震災」を忘れてはいけない
この津波や地震から1年たっても多くの人が苦しんでいます。テレビで東北のニュースがあまり流れなくなりましたが、東北で起こった事を忘れてはいけません。そして、この震災から学ばなければいけません。私はこのTohoku Tripの経験も忘れません。

2. 現状や現実を知ること
現実を知ることはとても大切です。ニュースや他のメディアでは東北の本当の現状を報道しているとは思えませんでした。東北は復興していると思っている人も多くいるかもしれませんが、訪問して見た現実は、まだ多くのがれきと何もなくなってしまった土地、仮設住宅で暮らす人々でした。東北はまだ多くの支援と協力が必要です。みなさんも東北についての多くの情報を探し、私たちに何ができるか一緒に考えてください。

Yume


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3. 教育の大切さ
前に「釜石の奇跡」について触れましたが、釜石の人は津波について学び、避難訓練をするなど、いざという時にどうすればいいか知っていました。そのため、今回の震災の時も多くの命が助かりました。もし、津波が起こった時に、どこに、どうやって逃げるかを誰も知らなければ、どれだけの命が奪われていたか想像してみてください。私たちは大地震や津波が起こった時に、何をすればいいのか知っておくことはとても大切だと思いました。学校や地域での避難訓練なども重要だと思います。

4. いつも希望を持ち、あきらめないこと
津波により大きな被害を受けても、あきらめず希望を持ち続けているすばらしい人に出会うことができました。
竹内先生(山田町ゾンタハウス)は、公文式教室を2教室とも津波と火事で失いましたが、子どもたちは未来の希望だと信じ、教育に携わり続けています。
山田町で会った漁師のみなさんは津波で船や漁の道具をすべて失ってしましましたが、あきらめていませんでした。
また、赤沼さん(田老地区ガイド)は、田老地区は1896年、1933年そして今回2011年と3回も大きな津波の被害を受けていますが、1度も田老地区の復興をあきらめたことはありませんと話してくれました。
今、不便のないすばらしい生活を送っている私たちが協力して、東北をサポートしましょう。

Stefanie

私たちにできること

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1. 多くの人に伝える
伝えることは難しいことではありません。聞いたことや見たことを、小さな事でもいいので、友達や家族に伝えることが大切です。ニュースや新聞で見たことや、これを読んで知ったことを、多くの人に伝えてください。そうすれば、より多くの人が東北について思い出し、支援をしてくれるチャンスが増えると思います。 So let’s share!!!

2. コミュニティー作りを支援する
東北を支援する方法として、東北を訪問してもらえるように伝えることもできます。東北には岩手県宮古市の浄土ヶ浜など美しい場所もたくさんあり、人々はとても優しくフレンドリーです!東北の食品や商品を買ったら、東北に少しでも仕事が増え、働ける人が増え、その人の家族も支援できる事になるかもしれません!

Kazufumi

3. 身近にあるものに感謝する

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住む家があります。ドアを開ければ、両親、兄弟、もしかしたら祖父母も温かく迎えてくれるでしょう。学校に行けば、一緒に話し、学び、ご飯を食べ、遊ぶ友達や先生がいるでしょう。それだけではなく、食べる物や飲み物、お風呂などにも困らないでしょう。これらのことに感謝をしたことがありますか?
考えてみてください。私たちの周りのこれらがなければ、多くの人は生きていけないと思います。感謝したこと、ありがたかったことを日記のようにつけてみるのはいかがでしょうか。

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4. 協力することで生まれる力
人と協力することはとても大切です。地震などの災害時だけではなく、協力が必要な時はたくさんあります。学校で合唱コンクールがあれば、クラスメイトと協力し、金賞を目指すでしょう。部活で大切な試合があれば、勝つためにチームメイトと協力するでしょう。宿題で困ったことがあれば、家族や友達と協力して問題を解くでしょう。
このように、いつも人と協力していれば、災害や、何か危険なことが起こったときも協力し合えるでしょう。いつも回りの人と協力するよう心がけてみませんか?

Satsuki


小さな行動がたくさん集まれば、大きな変化が生まれると思います。
So everyone, let's take action!!
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